13日午後6時ごろ、北海道釧路市阿寒町布伏内の浄水場から「人がクマに襲われてけがをしている」と119番通報があった。襲われたのは50代とみられる男性で、クマにかまれるなどして顔や右肩に重傷を負った。
釧路署などによると、現場はシュンクシタカラ川の上流付近。釣りをした帰りの男性が自転車で林道を走行中に、親子とみられるクマ2匹に遭遇した。母グマに顔をひっかかれたほか、右肩をかまれて振り回され、近くの川に落とされたという。
男性は自力で川からはい上がり、車を運転して浄水場に駆け込み、職員に助けを求めたとみられる。
北海道は13日から11月12日までの1カ月間、付近にヒグマ注意報を出し、注意を呼びかけている。(堀篭俊材)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル